2008年03月26日
恥じらう日本人
シャワートイレって、日本を訪れた外国人がみんなびっくりするんですってね。
ハリウッドスターとか、持ち帰りたいと言うそうだ。
日本の清潔文化。
しかしその開発と普及には、TOTOの開発メンバーの涙ぐましい努力があった。
シャワーの強さや角度、設置位置にも徹底した調査研究の裏付けが。女子社員に尿道と肛門の距離を聞いて逃げられたり、最初は周囲も「何やってんだ」という白い目で見ていたという。
でも日本的オタク精神と清潔好きが、今のシャワートイレ天国を生み出したのだ。感謝感謝。
ただ、私が「日本的だなー」と根拠もなく感じるのは、
最近はシャワートイレにビルトインさえされている、「音姫」だ。
トイレ中の音を、水を流して外に聞こえないようごまかすのはエコ的にどうよ。という訳で、なぜかトイレの水が流れる音そのものがボタンを押すと流れるアレだ。そういえば流す音は別にサルサとか蛙の声とかでもいいような気もするが、もしかしてこれも、ものすごい突き詰めた研究の末の、用を足す音をかき消す最良の周波数とかだったりするのかも。
こういう、用足しの音を聞かれるのが恥ずかしい、という感性は、どうなの?外国にもあるの?やっぱり日本的な気がするんだけどな〜
昔は、その「音姫」を使うのはなんかイヤだった。
用足しの音を聞かれるのはそりゃあイヤなんだが、あきらかに「水洗の音のニセモノ」を流すのは、「お前そんな事をしてまで音を聞かれたくないようなケツの穴の小さい奴なのか」と思われやしないかとかすごい自意識過剰になってたのだ。まさにケツの穴が小さかった。
でもある日、音を立てないように努力していたらうっかり壮大なオナラをしてしまい、誰もいなくなるまでのしばらくの間引きこもっていなければならなかったという経験をし、
本当の水を流すのは特に今の時代抵抗を感じるし、
第一水が流れている間に終わらないし。
だから音姫だ。
ただ、今の職場のトイレは、3つ並んでるうちの一番奥は、「音姫」がついていない。そこしか空いていなけりゃしょうがない、そこを使うのだが、
こういうときは隣の音姫付きの人が音出してくれないと困るじゃないの。
実は昨日、まさにその状況となり、隣の人は用が済んで出て行ったが、一人鏡の前に立って、どうやら化粧でもしているぽい。
水を流すか?イヤそんな無駄はダメだ。
ふふふ。こういう時私にはとっておきの策があるのだ。
トイレットペーパーを引っ張る。
カラカラというステンレスの蓋の軸が回る音と、その蓋のフチと安いトイレットペーパーが擦れる音が、周波数的にバッチリな気がする、見事に用を足す音を消してくれる!これはいい!
ところが、その日なぜかいつまでも用が足し終わらない。そんなに水分とったかなあ。
焦る。まだおわらない、まだ・・・・カラカラカラ・・・・・
終わったときには私の手にはバスケットボール大の丸めたペーパーが。
水と紙代とどっちが得だったろう・・・・
しょうがない、せめて鼻でもかんで流そう。シュパー。
ところが、立ち上がってふと振り向いたら、
紙が詰まって、水位が・・・水位が・・・・
あ、ああああ!
ついにあふれ出た!
ギャーーどうしよう!
広がる広がる。澄んでいない水の輪が(´Д⊂)
大和撫子らしいささやかな恥じらいからの行動が、
そんなのぶっ飛ぶくらいの大恥に取って代わられようとしている。
待て。冷静になるんだ。スイッチ切り替え!
外に人はいるか?・・・・いるっぽい。化粧なんかもういいだろ!早く出ろ!
ああ水が・・・おお!今出て行ったぞ。早く出ろ!出ろ!行けー!
施設管理の内線は?・・・よし、扉に書いてある。
ここは落ち着いて・・・・
私はトイレから出て、入り口で誰もいないことを確かめ、自席までダッシュ!
電話をかける。「もしもし、10階のトイレなんですが、今行ってみたらどうやら水があふれているようなんで、よろしくお願いします」
後は知らん顔して仕事に戻ってしまった。
施設管理の、私の大惨事を処理してくださった方々、
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
それはさておき。
ちょっと「音姫」関係を調べてみたら、
やはりトイレの音を気にするのは日本人独特の羞恥心らしい。音姫の販売は日本のみだ。
ふむふむ。もともと開発されたのは1988年、福岡県で大渇水があった時、2度流しが常識だったトイレ習慣による水の使用量問題がきっかけだそうだ。
そして、やっぱりさすが日本人!
音が流れる初期時間の25秒というのは、社内モニターで用足しの平均時間に余裕を持たせた算出時間だそうだ。社員みんなで計測したんだろうなあ。
私はあの音源の根拠も気になるぞ。あれは合成なのか録音なのか。
もひとつ面白かったのがネーミング。実は「音姫」の対立候補に「押しっこ」というのがあったらしい。うーん。
もしこちらに決まっていたら、恥じらいを持つ日本女性の間では普及しなかったのでは?
でも電車やバスでじっくり夢中で化粧をしている若い女性、
彼女らはトイレでも豪快なのだろうか。
↓押しっこ

ハリウッドスターとか、持ち帰りたいと言うそうだ。
日本の清潔文化。
しかしその開発と普及には、TOTOの開発メンバーの涙ぐましい努力があった。
シャワーの強さや角度、設置位置にも徹底した調査研究の裏付けが。女子社員に尿道と肛門の距離を聞いて逃げられたり、最初は周囲も「何やってんだ」という白い目で見ていたという。
でも日本的オタク精神と清潔好きが、今のシャワートイレ天国を生み出したのだ。感謝感謝。
ただ、私が「日本的だなー」と根拠もなく感じるのは、
最近はシャワートイレにビルトインさえされている、「音姫」だ。
トイレ中の音を、水を流して外に聞こえないようごまかすのはエコ的にどうよ。という訳で、なぜかトイレの水が流れる音そのものがボタンを押すと流れるアレだ。そういえば流す音は別にサルサとか蛙の声とかでもいいような気もするが、もしかしてこれも、ものすごい突き詰めた研究の末の、用を足す音をかき消す最良の周波数とかだったりするのかも。
こういう、用足しの音を聞かれるのが恥ずかしい、という感性は、どうなの?外国にもあるの?やっぱり日本的な気がするんだけどな〜
昔は、その「音姫」を使うのはなんかイヤだった。
用足しの音を聞かれるのはそりゃあイヤなんだが、あきらかに「水洗の音のニセモノ」を流すのは、「お前そんな事をしてまで音を聞かれたくないようなケツの穴の小さい奴なのか」と思われやしないかとかすごい自意識過剰になってたのだ。まさにケツの穴が小さかった。
でもある日、音を立てないように努力していたらうっかり壮大なオナラをしてしまい、誰もいなくなるまでのしばらくの間引きこもっていなければならなかったという経験をし、
本当の水を流すのは特に今の時代抵抗を感じるし、
第一水が流れている間に終わらないし。
だから音姫だ。
ただ、今の職場のトイレは、3つ並んでるうちの一番奥は、「音姫」がついていない。そこしか空いていなけりゃしょうがない、そこを使うのだが、
こういうときは隣の音姫付きの人が音出してくれないと困るじゃないの。
実は昨日、まさにその状況となり、隣の人は用が済んで出て行ったが、一人鏡の前に立って、どうやら化粧でもしているぽい。
水を流すか?イヤそんな無駄はダメだ。
ふふふ。こういう時私にはとっておきの策があるのだ。
トイレットペーパーを引っ張る。
カラカラというステンレスの蓋の軸が回る音と、その蓋のフチと安いトイレットペーパーが擦れる音が、周波数的にバッチリな気がする、見事に用を足す音を消してくれる!これはいい!
ところが、その日なぜかいつまでも用が足し終わらない。そんなに水分とったかなあ。
焦る。まだおわらない、まだ・・・・カラカラカラ・・・・・
終わったときには私の手にはバスケットボール大の丸めたペーパーが。
水と紙代とどっちが得だったろう・・・・
しょうがない、せめて鼻でもかんで流そう。シュパー。
ところが、立ち上がってふと振り向いたら、
紙が詰まって、水位が・・・水位が・・・・
あ、ああああ!
ついにあふれ出た!
ギャーーどうしよう!
広がる広がる。澄んでいない水の輪が(´Д⊂)
大和撫子らしいささやかな恥じらいからの行動が、
そんなのぶっ飛ぶくらいの大恥に取って代わられようとしている。
待て。冷静になるんだ。スイッチ切り替え!
外に人はいるか?・・・・いるっぽい。化粧なんかもういいだろ!早く出ろ!
ああ水が・・・おお!今出て行ったぞ。早く出ろ!出ろ!行けー!
施設管理の内線は?・・・よし、扉に書いてある。
ここは落ち着いて・・・・
私はトイレから出て、入り口で誰もいないことを確かめ、自席までダッシュ!
電話をかける。「もしもし、10階のトイレなんですが、今行ってみたらどうやら水があふれているようなんで、よろしくお願いします」
後は知らん顔して仕事に戻ってしまった。
施設管理の、私の大惨事を処理してくださった方々、
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
それはさておき。
ちょっと「音姫」関係を調べてみたら、
やはりトイレの音を気にするのは日本人独特の羞恥心らしい。音姫の販売は日本のみだ。
ふむふむ。もともと開発されたのは1988年、福岡県で大渇水があった時、2度流しが常識だったトイレ習慣による水の使用量問題がきっかけだそうだ。
そして、やっぱりさすが日本人!
音が流れる初期時間の25秒というのは、社内モニターで用足しの平均時間に余裕を持たせた算出時間だそうだ。社員みんなで計測したんだろうなあ。
私はあの音源の根拠も気になるぞ。あれは合成なのか録音なのか。
もひとつ面白かったのがネーミング。実は「音姫」の対立候補に「押しっこ」というのがあったらしい。うーん。
もしこちらに決まっていたら、恥じらいを持つ日本女性の間では普及しなかったのでは?
でも電車やバスでじっくり夢中で化粧をしている若い女性、
彼女らはトイレでも豪快なのだろうか。
↓押しっこ